院長ご挨拶

皆様、こんにちは。ササモト医院の院長、佐々本 博(ささもと ひろし)です。

当院の歴史は1964年3月、先代院長である佐々本 健がこの高砂の地で外科・皮膚科として開業したことから始まります。そして1992年8月、私が加わり整形外科を新たに標榜しました。それ以来、「地域の皆様のためにできることは何か」を常に考えながら、誠実に医療と向き合ってきました。患者さんが不安を抱えて来られたときは安心して帰ってもらえるように、痛みや悩みを抱えているときは少しでも和らげて楽になってもらえるように、そんな思いで診療を続けてきました。

このたび、息子が整形外科医として戻ってきました。これからは2人体制となり、さらに多くの患者さんに寄り添うことができます。息子とともに診療を行えることは、私にとっても大きな喜びです。そして、何よりもこれまで以上に、地域の皆様の健康を支えることができると感じています。

これを機に、当院は「ササモト医院」から「ササモト整形外科」へと名称を変更し、心機一転、より一層皆様の健康を支える医療に尽力してまいります。これまでの歴史を大切にしながらも、新たな技術や知識を取り入れ、より良い医療を提供できるよう努力を続けます。

医療とは、病気を治すだけのものではありません。患者さんの痛みや不安に耳を傾け、その人の人生に寄り添うことが大切です。私は昔から、「先生の顔を見ると安心する」と言っていただけることが何より嬉しく、そんな医院であり続けたいと願いながら診療を続けてきました。これからもその気持ちは変わりません。どんな小さなことでも、気軽に相談してください。どんなに忙しくても、皆様の声にしっかり耳を傾け、一緒に解決策を考えていきます。

年齢的に昔のような体力はありませんが、まだまだ若い者には負けるつもりはありません。医師として培ってきた経験と、患者さんに寄り添う気持ちを大切にしながら、これからも皆様の健康と笑顔を守るために尽力してまいります。

これからもササモト整形外科は、地域の皆様が安心して通える医院であり続けます。おひとりおひとりとしっかり向き合いながら、心を込めた診療を行っていきます。どうぞ、今後ともよろしくお願いいたします。

院長 佐々本 博

学歴・経歴

  • 伊保小学校卒業
  • 松陽中学校卒業
  • 加古川東高校卒業
  • 藤田医科大学(旧藤田保健衛生大学)医学部卒業

資格・専門領域

  • 医学博士
  • 日本整形外科学会専門医

副院長ご挨拶

皆様はじめまして、佐々本丈嗣(ささもと たけし)です。

私は兵庫県高砂市で育ち、大学卒業後は金沢医科大学病院で初期研修を経て整形外科に入局し、膝関節や脊椎の診療を中心に技術を磨きました。その後、石川県の能登や富山県の氷見で地域医療にも従事し、都市部とは異なる環境で、より身近な医療の大切さを学びました。

地元に戻ることは漠然と考えていましたが、2024年の能登半島地震が私の決意を固めました。被災地での医療活動を通じて、自分が本当にすべきことを見つめ直したとき、「身近な人たちの健康を支え、安心して相談できる場所をつくりたい」と強く思うようになりました。未来はどうなるかわかりませんし、今できることを後回しにしてはいけない。そう考えたとき、地元に戻るタイミングは今しかないと確信しました。

実は、私の夢のひとつに「父と一緒に働くこと」がありました。父はこの地で30年以上にわたり、誠実に地域医療に尽力してきました。子供の頃から、父が患者さんに寄り添い、一人ひとりの訴えに耳を傾け、真面目に真摯に診療を続ける姿を見てきました。そんな父と肩を並べて医療に携わることは、私にとって大きな意味があります。長年培ってきた父の経験と、私が学んできた新しい医療を組み合わせることで、より多くの患者さんに寄り添い、その人にとっての最適な医療を提供できると考えています。

私が目指すのは、診療の先にある「笑顔」をつくることです。痛みが取れることはもちろん大切ですが、それ以上に「できなかったことができるようになった」「不安がなくなって気持ちが軽くなった」と感じてもらえる医療を届けたいと思っています。そのために、しっかりお話を聞き、一人ひとりに合った治療を行います。ここに来てよかった、安心できた——そんな気持ちになれる場所をつくることが、私の何よりの願いであり、私の使命です。

私は今後の人生を高砂市の皆さんのために尽力し、安心して通える医療を提供していきます。地域とともに歩み、支え合いながら、笑顔の輪を広げていくことが私の使命です。どうぞよろしくお願いいたします。

副院長 佐々本 丈嗣

学歴・経歴

  • 伊保小学校卒業
  • 竜山中学校卒業
  • 加古川西高校卒業
  • 金沢医科大学 医学部卒業
  • 金沢医科大学大学院 医学研究科(運動機能形態学専攻)修了、医学博士号取得
  • 大学病院で運動器疾患・最先端の手術技術を学びながら、穴水総合病院、氷見市民病院など北陸地方で地域医療に従事
  • 2025年より兵庫県高砂市にて地域に根差した医療を目指し、整形外科診療を展開

資格・専門領域

  • 医学博士
  • 日本整形外科学会認定専門医
  • 日本スポーツ協会公認スポーツドクター
  • 超音波を用いた診療、肩・膝関節疾患、脊椎疾患、骨粗鬆症、地域医療に注力

診療に対する想い

患者さん一人ひとりの声に真摯に耳を傾け、丁寧な診察とわかりやすい説明を心がけています。
科学的根拠に基づいた最適な医療を提供しながら、心の通った温かいサポートを大切にしています。
「みんなの笑顔をつなぐ医療」を実現するため、地域の皆さまに寄り添い、これからも日々努力を重ねてまいります。

趣味・活動

  • バレーボール歴20年以上
  • ランニング、マラソン挑戦中(神戸マラソン2025年出場予定)